はじめに
開発者(Dev権限)としてStack Airを管理・運用する方向けのマニュアルです。
Dev権限を持つユーザーは、システムの最上位権限を持ち、すべての共有ノートの閲覧やユーザー管理、およびAIなどのシステム全体設定を行うことができます。
1. 全ノートの閲覧権限
共有ノートでは通常、作成者が指定した「共有範囲」に含まれるユーザーのみがノートを閲覧できます。しかし、Dev権限のユーザーは共有範囲の設定に関わらず、すべての共有ノートを閲覧・管理することができます。
- 用途: 全体的な情報の把握、不適切なノートの管理、または権限設定ミスでアクセスできなくなったノートの救済などに利用します。
- 注意: 開発者権限を持つアカウントは、情報セキュリティの観点から厳重に管理してください。
2. ユーザーとグループの管理
Dev権限のユーザーは、ダッシュボードに表示される「ユーザ管理」ボタンから、システムを利用するユーザーのアカウントや権限を管理できます。
- 未承認ユーザーの承認: 新規登録申請があったユーザーを確認し、「承認」ボタンを押すことでシステムへのログインを許可します。
- ユーザーの追加・削除: 新しいユーザーの直接発行、または不要になったアカウントの削除を行います。
- パスワードのリセット: ユーザーがパスワードを忘れた場合の再設定を行います。
- 権限 (Role) の付与: ユーザーに対して
user,admin,devなどのシステム権限を付与します。 - グループの設定: ユーザーが所属するグループ(例:営業部、1年生など)を設定し、共有ノートの共有範囲の指定に利用できるようにします。
3. Google AI Studio設定 (Geminiモデル)
本システムはAI(Gemini)を利用してノートの自動要約機能を提供しています。Dev権限のユーザーは、システム全体で使用するAIモデルをダッシュボードから一括変更することができます。
- ダッシュボードの 「Google AI Studio設定」 ボタンをクリックします。
- 設定モーダルが開き、システム全体に適用するGeminiモデルを選択できます。(標準設定は軽量かつ高速な
gemini-2.5-flash-liteです) - 「設定を保存」をクリックすると、選択したモデルが即座に全ユーザーの要約機能に反映されます。
- モーダル内の「Google AI Studio」ボタンから、APIキーの取得や上限・利用状況の確認ページへ飛ぶことができます。
モデルの変更はバックエンドの
gemini_config.php に直接書き込まれ、サーバー再起動不要でリアルタイムに適用されます。
4. システム・アーキテクチャ仕様
Stack Airシステムの現在の設計思想と運用上の仕様について解説します。
- 自動再試行の廃止: AI連携時などにエラーが発生した場合、バックグラウンドでの自動再試行は行いません。フェイルファスト(問題があればすぐにユーザーにエラーを通知する)の設計を採用しています。
- ファイルサイズ制限: サーバー容量の圧迫を防ぐため、添付ファイルのアップロードはシステムレベルで「1ファイル最大10MB」に制限されています。